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苗床(小満)



5月8日に種まきををして、半月が経った苗達です。
今年もコシヒカリと神楽餅の2品種を育てます。



私たちの種まきは、近所の農家さんたちと比べると、毎年遅いんです。
遅くしているわけは、ビニールハウスを使わずに、田んぼで苗を育てているからなんです。

「八十八夜」という言葉をご存知でしょうか?

古くから、最後に霜が降りる日の目安として作られた暦です。
夏も近づく八十八夜~♪という「茶摘み」の唄がありますよね。

ビニールハウスを使わないと、温室で苗を育てる事が出来ないですし、苗を霜から守ることも大変です。
なので、霜が降りなくなり、気温が上がってきた時期に、種蒔きをするようにしています。
おかげで、苗の成長はお天気次第となり、新米の収穫時期も遅くなってしまいけどね・・・。

そのかわり、小さい苗たちは、自然にさらされながら、健康で丈夫な苗に育ちます。
除草剤を使わず、化学肥料も与えずに、稲を育てるには、稲に強くなってもらわないといけないですもんね。
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